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キーマップの変更

  1. レイアウトの選択
  2. Quantizer独自のキー設定
  3. マウスの認識
    1. 簡易ジェスチャ機能
    2. 補足

キーマップの変更にはRemap または Vial を使用します。

Remap Vial

レイアウトの選択

Quantizerで認識できる変換元のキーは174種類ありますが、一般的なキーボード上に配置されているキーはそのうちの110キー程度です。

余計なキーまで表示されるとキーマップ変更時にわかりずらくなるので、書き換え対象のキーだけを表示できるように4種類のレイアウトを用意してあります。

変換したいキーが見当たらない場合はレイアウトを変更してください。たとえばMac用キーボードの変換、無変換キーはALLレイアウトにしか配置されていません。ALLレイアウトを選択してKC_LANG1, KC_LANG2の位置にあるキーを変更することで割り当てを変えられます。

レイアウト 説明
JIS 一般的な日本語キーボードに近い配置
US 一般的な英語キーボードに近い配置
MOUSE マウス用の設定だけを抽出したもの。8個のボタンと4個のジェスチャー
ALL 変換可能なすべてのキーを設定できる。一番下の列はマウス用の設定

Quantizer独自のキー設定

無線接続を制御するためのキーなどはRemapのBMPタブまたはVialのUSERタブから設定できます。

キーボード単体で無線接続先を追加する、接続先を切り替える、有線/無線を切り替える場合に必要です。

ペアリング状況の確認

キー 説明
AD_WO_L 新しいデバイスを追加する際やペアリング済みのデバイスのいずれかと接続する際に使う
ADV ID[0..7] ペアリング済みのデバイスのIDを指定して接続を試みる。接続先を切り替えるときに使う
SEL BLE 無線接続経由の入力に切り替える
SEL USB 有線接続経由の入力に切り替える
JU OVR 日本語キーボードを英語OSで動作させるためのオーバーライドを設定する
UJ OVR 英語キーボードを日本語OSで動作させるためのオーバーライドを設定する
D OVR 上記オーバーライドを無効にする

マウスの認識

マウスを接続した場合ボタンの機能の置き換えのほか、簡易的なジェスチャ機能を設定できます。 たとえばボタン4(戻る)のHOLDにLayer 1, TAPにKC_BTN4を設定すると、単押し時の機能はそのままに、長押し中は他のボタンの機能を切り替えられるようになります。

レイアウトをMOUSEまたはALLにすると設定できます。

簡易ジェスチャ機能

LTまたはMOを押した状態でカーソルを左上、右上、左下、右下に移動してからレイヤ0に戻ったときの任意の動作を設定できます。

Remapで表示したとき、一番上の列は左から順にボタン1から8に対応し、下のブロックはそれぞれの方向に動かしたときのジェスチャ設定です。

ジェスチャはLT, MOの移動先のレイヤに設定してください(例: レイヤ1でカーソルを動かしてから元のレイヤに戻ったときに動作させる機能はレイヤ1に設定する)。

補足

ジェスチャ認識はLTまたはMOを押した時点から始まります。LTの場合でもTappingTermの経過を待つ必要はありません