Setup
- ファームウェアのビルド
- ファームウェアの書き込み
- バージョンの確認
- キーマップの変更と動作確認
- HID デバイスの解析方式の変更
- マウスのジェスチャ機能のしきい値変更
- ペアリングの設定
- 起動時の自動アドバタイズ(ペアリング)設定
- モバイルバッテリーで運用したい場合
Google Chrome または Chromium Edge のみ対応しています。他のブラウザを使用している場合はこのページをどちらかのブラウザで開き直してください。
ファームウェアのビルド
Keyboard Quantizer B を動作させるためには、専用のQMKファームウェアをビルドして書き込む必要があります。 以下の手順ではサンプルプログラムをGitHub上でビルドします。
- リポジトリをGitHub上でフォークします
- 必要に応じてキーマップやパーサを編集します(vialで後から変更することもできます)
- ファイルを編集してコミットした場合はGitHub Actionsにより自動的にビルドが始まります。そうでない場合はGitHubのリポジトリの
Actions->Build Firmware->Run workflowで手動実行してください。 - GitHub Actionsでのビルドが完了したら、GitHubのリポジトリからファームウェアのzipファイルをダウンロードしてください
ビルドの仕組みはZMKと似ているので、上記の説明が分からない場合はZMKファームウェアのビルド方法で検索してみてください。(ZMKと違いkeymap-editorでは編集できません)
ファームウェアの書き込み
- Quantizer をパソコンに差し込む
- B2の場合はQuantizerのUSB-C側ポートとPCを接続してください
Update Applicationボタンをクリックし、ビルドしたファームウェアのzipファイルを選択してください- ブラウザのポップアップが表示されたら
(BMP)Keyboard QuantizerまたはnRF52 SDFU USBを選択して接続ボタンをクリック(BMP)Keyboard Quantizerをクリックした場合はボタンの下の表示がBootloader is activated. Click update button againになっています。もう一度Update Applicationボタンをクリックして同じ手順を実行してください。
- アップデートが開始されるとボタンの下に進捗が表示されます。完了を待ってください
- アップデート中にパソコンから取り外さないでください
バージョンの確認
現在書き込まれているファームウェアのバージョンが確認できます
キーマップの変更と動作確認
- ファームウェアを書き込んだら Quantizer を PC に差し込み直し、USB キーボードを接続する
- Remap または Vial にアクセスし、設定を変更する
- 一度Vialに接続した場合、電源を入れ直すまでRemapでは編集できなくなります
- キーボードでキーを押すと設定どおりに入力されることを確認する
- キーを押してもなにも入力されない場合は解析方式の変更を試す
QMKのTAPPING_TERMはVialで変更できます。
Keyboard Quantizer B2の場合、ALLレイアウトの最初の3つのキーが本体のボタンに対応します。
HID デバイスの解析方式の変更
Quantizerが接続されたHIDデバイス(キーボードやマウスなど)を認識する方法はデフォルトで2種類あります。
| 解析方法 | 説明 |
|---|---|
| Default | HIDレポートディスクリプタを簡易パーサを使って解析します。マウスや6KRO以外のキーボードを読み取れますが、解析に失敗する場合もあります。 |
| Fixed | 接続されたデバイスが6KROキーボードであると決め打ちして読み取ります。マウスには対応していません |
下にあるフォームで現在の設定を取得、変更できます。
デフォルトで設定可能なパーサで認識できない場合は自分で実装する必要があります。また、ハードウェアの相性によってはソフトウェアで解決できない可能性もあります。
Getボタンをクリックして現在の設定を取得- ポップアップが表示された場合は
(BMP)Keyboard Quantizerを選択
- ポップアップが表示された場合は
- ラジオボタンをクリックして設定を変更
Setボタンをクリックして設定を保存- 抜き差しして再起動
お時間がありましたら対応状況調査用のフォームへの回答をお願いいたします。
マウスのジェスチャ機能のしきい値変更
マウスを接続した場合はジェスチャ機能が利用できます。以下のフォームでジェスチャとして認識される最小の移動量を設定できます。
ペアリングの設定
Quantizerは8台までのデバイスとペアリングできます。ペアリングを追加/削除したい場合は以下のフォームを使用してください。
実運用時には無線接続関連のキー設定をしておく必要があります。
- 新しいデバイスとペアリングする
- すでに他のデバイスとペアリングしている場合はそのデバイスのBluetoothを無効にする
Pairingボタンをクリックする- ペアリングしたいデバイスでペアリング操作する
- ペアリングを削除する
Updateボタンをクリックしてペアリング済みデバイスの一覧を表示- 削除したいデバイスのとなりにある
Deleteボタンをクリック Updateボタンをクリックしてペアリングが削除されていることを確認
起動時の自動アドバタイズ(ペアリング)設定
Quantizerの電源をONしたときに自動でアドバタイズを開始するかどうか設定できます。
有線接続中心に運用する場合は意図せず他のデバイスに繋がらないよう無効に、無線接続中心に運用する場合は有効にすることをおすすめします。
自動アドバタイズを無効にしている場合に無線接続したいときは起動後、AD_WO_Lなどのキーを押す必要があります。
モバイルバッテリーで運用したい場合
オートパワーオフ防止機能の設定
モバイルバッテリーには消費電流が小さすぎる場合に自動でパワーオフする機能がついています。
これを防止するために一定間隔で 100mA くらいの負荷電流を流すように設定できます。 USB給電中かつ通信が確立していないときのみ有効になるので、モバイルバッテリーなどに接続時は有効に、PCに接続して通信が確立しているときには無効になります。
モバイルバッテリーは小電流での長時間運用を想定して設計されていないので、しばらく試して問題がないことを確認してから、自己責任において運用してください。
電流を流す間隔は 255 秒, 時間は 50%(間隔に対する比率)まで設定できます。消費電力を減らすために duty 比はなるべく小さくすることをおすすめします。設定例: 10 秒 1%
機能を無効にする場合は間隔を 0 秒に設定してください。
Getボタンをクリックして現在の設定を取得- 設定を編集
Setボタンをクリックして設定を保存
シャットダウン時間の設定
モバイルバッテリーで運用している際、一定時間入力がない場合にQuantizerをシャットダウンできます。
接続しているキーボードの電力が十分に小さければモバイルバッテリーのオートパワーオフによって全体の電源もオフになります。
復帰させるにはモバイルバッテリーの電源を入れ直してください。
0に設定すると機能を無効化できます。